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日本人はアジアの蚊帳の外Part4~アジアは日本の蚊帳の中?~

2009/08/26 21:18

 

単にこれから中国で起業するだけなら、あまり面白くないわけで、手当たり次第に「これは!?」と思えるコンセプトを掲げて実行しています。

その一つとしては、

アジアや欧米における「日本人ネットワークってあり得るカモ!」

と考えて、今、少しずつ実践に移しています。

日本人って、外国では内輪で固まりやすい傾向って揶揄されることもあるのですが、これを逆に前向きに捕らえてみた、といえば当てはまるでしょうか。

邱永漢さん風に言うと
「日本人はアジアに散らばって「日僑」になりなさい。」
といったイメージでしょうか。

そう思うにいたるまで、具体的にはこんな経験をしました。

私は、中国では、まず国営企業の人と付き合いました。
当時私は右も左も分からなかったので、何かとその国営企業の方を頼ったのですが、

・情報を小出しにし、信頼関係構築について何かと踏み絵を踏ませる
・彼ら自身(個人)に有利な取り計らいに徹する
・裏で鞘を抜く
・だんだん人間関係が複雑になっていく

などなど、いろいろ勉強させてもらう羽目になりました。

結局、その国営企業に関しては、私の中国人パートナーが彼らのことを信用せず、簡単に言うと「あいつが嫌いだ」「あいつも嫌いだ」でした。
最終的には私からきっぱりと「それならばやめましょう」と言い、一年かけた交渉・協業を打ち切り、ビジネスとしては破綻させました。

その一連の経験から、「とにかく中国人同士は、(潜在的に)日本人の想像を絶するほどに仲が悪い」ということを感じました。

企業活動から一年経って、再び路頭に迷った私は、うまそうな日系企業を見つけて、そこに飛びつきました。

しかし実際は、シンガポール人が経営の実態を握っていました。
そこは、日本は技術担当という住み分けをしていました。

そのときは、私はこれは合理的だと思っていました。
事実、私の興した会社も、「日本が技術で中国が経営」というのが基本コンセプトだったのです。

さて、今度もまた、私の中国人パートナーは、また「あいつが嫌いだ!」ということになりました。

彼に聞いてみると、アジアで一番信用できないのは、

1番、シンガポール
2番、香港人
3番、韓国

なのだとか。
ちなみに、「中国人は、下の人は信用できないが、上の人は信用できる。」とのことでした。

今回の場合、「なんだ、経営実態はシンガポールじゃないか!アジアで一番信用できないやつに、スキを見せるな!」と釘を刺さた具合です。

しかし、同時に、その日本企業側に対しては、「もっと深いお付き合いにしたい」と、相手日本企業に対しては、会ってもいないうちから積極的姿勢でした。

私自身も、最初に話しかけられた言葉が、「会社を作らないか?」でしたし。

日本人がカモに見えているのかもしれませんけど・・・
でも、誤解を恐れずに言えば、実際には彼からは日本に対しての敬意の目線を感じています。

仮にもしカモに見えていたとしても、「信用」自体は何事にも変えられないものだと思います。

それに比べて、中国人同士、アジア人同士の仲の悪いことときたら・・・

他にも断片的に耳にした事などから察するに、このことは、私の中国人パートナーの個人的意見というよりは、アジア人に通じる日本人観なのではないかな~と感じました。

話はちょっと変わって、

国営企業を切り捨てて、調達ルート確保のために路頭に迷っている時期、仮登記が済んだその日に、当時は藁にもすがる思いで、「NCネットワークCHINA」という、上海の日系企業を中心とした情報会社の入会しました。

そのとき、私はまだ「仮登記」という、厳密に言うと全く信用の無い状況でしたが、入会するや否や、全く世界が変わっていきました。

ネットワークを利用して、調達先情報が容易に手に入るようになったのです。
しかも、こういうことがありました。
A社にアポとって訪問すると、日本人は不在にもかかわらず、担当の中国人が、「ああ、そういう話ならB社だな。一緒に行きましょう」となりました。

で、B社に行くと「ああ、そういう話ならC社だな。紹介するから一緒に行きましょう」となりました。

果たして、ネットワークは会員以外に飛び火して、ひ孫までつながり、ようやく目当ての調達先に届きました。そして皆さん、口をそろえて「直接取引やっていいよ」と言ってくれました。



中国ローカルのコネ社会(裏金社会?)に浸りきっていた私には、涙が出そうな言葉でした。

そういうことを幾度と無く経験し、スムーズに調達先を見つけることが出来ました。それにしても、上海での日系企業の多いこと。極論すると、「欲しいものは全て日系企業から調達できる」言える位の厚みがあることに気づきました。

このよう例を体験し、また、いろいろ細かい体験や聞きかじったことを総合すると、

「日本人は特に外国で日本人に会うと、自然と仲間意識を持つ」
「(中国では)日系企業ネットワークの厚みが想像以上に厚い」

ということを感じました。

中国には無数の日本人と日本企業のネットワークがあるという現実に、私は感嘆する思いでした。

いつの間に?って思います。

このことは、日本人が「中国人は強力な華僑ネットワークを持っている」と妄想している以上の、強いネットワークを感じます。

これは既に、日僑ネットワークと呼べる状況なのではないかと思うわけです。

そして、この様な壮大な?事実を前にして私は、

日本企業(人)が技術供与だけに甘んじることに、大変な物足りなさを感じるにいたったわけです。

今は、もっと日本人が表に立って、あるいは裏で糸を引く黒幕になって、民間的なネットワークにより、アジアを牽引していく未来を妄想し、そのための具体的行動を少しづつ進めています。

日僑ネットワークと、外国人の日本人(企業・個人)への尊敬の念は、日本人の特権だと思いますし、個人で無謀な何かするにも、強い味方になると思います。

さてこの先、
駄目になっていく(かもの)日本政府を尻目に???
新聞に全く載らないような地道な日僑の活躍によって、アジアが、あるいは世界が、一つのまとまりある単位として、成長と繁栄を遂げることが出来たらとしたら、、これって凄く痛快で、そして日本人として誇りの持てる事だと思うし、何よりも今、自分はそういう事だったら貢献できる!自分なら出来る!と思っています。

追記)
中国の経済見通しについては触れる余裕ありませんでしたが、もちろん、中国に悲観していたら、私は中国ではビジネスしていません。
一応、過去日記ではかなり触れていたと思いますが、なんせ、とにかく、、、そういうことです。(汗;)

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日本人はアジアの蚊帳の外Part3~ビジネスシーン編~

2009/08/25 23:24

 

これは、現場で起こった自虐を含むベタな話です。

中国でのある重要な商談において、私は「日系企業だから」と思って、安心して近づいて行ったら、大変な事になりかけました。

だって、経営実態はシンガポール人が握っていたのです。
私は日本人と交渉していると思ったら、あれれ、実際にテーブルにいる人を名刺を見たら全員シンガポール人だったんです。

その状況に危機感を覚えた私の中国人パートナーは、「相手は日本人では無いではないか!ならば私が出る!」となりました。

いつの間にか、私のセットした商談は、日系企業同士でありながら、中国人とシンガポール人の交渉となりました。

ベタですが、まさに、日本人はアジアの蚊帳の外状態だったのです。

この状況、まず、弊社側からみると、上に上げたとおりの話ですが。

相手企業としては、どうやら日本人側は技術担当で、シンガポールが経営担当という棲み分けをしている感じなのです。本当は会社訪問をしてすぐにそれをチェックするのがビジネスの基本だとは思いますが、私は日本人側の役員に交渉しているつもりでした。

日本人側役員からは「わかった。ちゃんと”言っておくよ”。」という答えが何度か続いた時点で、やっと私は、「あ、シンガポール企業?」と気付いたわけです。

補足しますが、東南アジアという観点で言えば、シンガポールは華僑が多いので中国語を話します。香港も台湾もそうです。

東南アジアにおける中国語は、ドメスティックな日本人が考えているよりは、ずっと標準語に近い存在です。

それが直接間接に影響していて、シンガポール人は中国人への理解もあるし、交渉ということでは(英語も出来るし)、国際的なポジションにあります。

ですから日本人は、言語面(つまり情報面)では、必然的にアジアの大外に位置することになります。

でも、日本人はその技術力の高さから、尊敬されてもいるし、実際まだまだ有利なポジションにあるなと感じます。

ところが、ある会社では極論すると単なる技術供与というポジションでしかないわけです。別にお金儲けですので、儲かりさえすればよいのですが、、、

なんだ、あちらさんも、技術供与かよと。
なんだか寂しい響きがしませんかね。

もちろん、別に、日本人が無理して東南アジアの方を向く必要もないでしょうし、中国語を覚えなければならないと主張するものでもありません。

ただ一つ、ここで言いたいのは、出来れば、私のつたない経験だけでも耳に入れて、「今のアジアの現状を理解してほしい」と思うわけです。

もちろん、中国と米国が戦略的な互恵関係?に進もうとしているわけであり、これは東南アジアにとどまる話では決してありません。

実際、私の見ている限り、中国米国が似ているなぁ、と思う点は沢山あります。むしろ、中国人を見ていて「日本人はなんて特殊なんだろう」と思う事の方が多いです。

私は、誤解を恐れずに言えば、米国中国は相性が良いと思います。
日本人は妙なところで湿った考え方をしやすいですが、中国人も米人も論理的でドライな考え方をするように見えます。

日本には技術がある。んですが・・・

そう思い念じ続けているだけでは、米国に対してだけならず、今後は米中連合に、日本は技術供与し続けるだけの存在になるのではないか?

それを危惧するわけです。

いや、そら、まだまだ相当先まで、飯は喰っていけるとは思いますよ、そんな感じでも。

例えば、考えうる、具体的な未来像はこうです。

中国は十年後か二十年後か分かりませんが、満を期して元高になったとき、それはお金持ちになることを意味しますが、その時多分、中国の国民が一斉に働くのをやめます。

日本から真面目に働く工場長をやとって、働くのは下流の中国人やその他の東南アジア人。

その時も、日本人は、現在と同様に?青い顔をしながら、「今年は厳しい」「先が見えない」とか何とか言って、スローガンして、過労死するか鬱になるまで働き続けるでしょう。

日本人がそうやっているときに、米国中国等で、また次の世界の構築を話し合っている事でしょう。

・・・まあ極論なんですけど、絶対ないとは言えないと思いますね。

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日本人はアジアの蚊帳の外Part2

2009/08/12 10:21

 

日本は素晴らしい科学技術やグローバル企業を多数抱えており、日本はアジアのリーダーになれる素質を一つ持っていると思うわけです。

実際のところ、アジア諸国からの企業誘致は、中国韓国台湾よりも抜きん出ているでしょうし、仮に中国がGDPで日本の3倍になっても、この優位性はこの先も変わらないと思います。

でも、今の状況では、日本人はアジアのリーダーにはなっていないんです。

それは、なぜなのか?

素晴らしい条件が日本にはあるのに?

ひょっとして、日本人の民族性に何か劣るもの(他国人からそう判断されてしまう何か)があるのでは無いでしょうか!

私はその原因の一つに、先ほど述べたようなアジアの人々への不理解と、アジア人を見下している気持ちがあると思います。 

その反動というか、同じ外国の米国には正反対な態度を取ると。

この事について、日本人はもう少し良く考えてみたほうが良いのではないかと思います。

ひょっとしたら、、、
そういうお兄さん的感性ならば中国人にはあると感じていますので、ウカウカしていられないかも知れませんよ。

中国人は日本人より頭が悪いわけでも生産性が低いわけでもありません。人間同士の比較ではそんなに変わるはずがありません。

ですが、性格をいうならば、日本人よりも合理的で太っ腹なところがあると思います。それに中華思想の歴史が長いため、緩やかな統治というか、お兄さんづらは、歴史的に得意な分野とも考えられます。

しかし残念なことに(?)、中国には、日本ほどの科学技術の蓄積も、グローバル企業もまだ殆どないし、国民性が十分に信用されているとはいえないと思います。

「お兄さん的気構え」は持っていても、 その他が付いてきていません。

そういう力学から考えると、アジアは当面バラバラのままなのかも知れません。

ただ、今後、中国は更なる成長への伸びしろがあり、日本はそれに比べれば伸びしろが少ないのは明らかですから、そうなってくれば、いずれ、中国がアジアのお兄さん的存在に育っていく可能性はあるのでは無いでしょうか。(別にGDPがリーダーシップの必要条件ではないのでしょうけど。)

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日本人はアジアの蚊帳の外Part1

2009/08/09 13:45

 

タイトルは、最近私が感じるところを表した言葉です、

いや厳密には、邱永観さんの著書のタイトルなのですが・・・

それは私が漠然と感じていた事をズバリとタイトルにした著書でした。
直ぐに注文し、読んでみると、内容は考えていたものに近い考察をしていました。

彼は、国籍は日本人ですが、蒋介石に反抗して亡命した方(歴史の生き証人?)であり、若いときは日本統治時代の台湾で育っています。

ですので、目線は純粋な日本人というよりは、アジア人的なものを感じました。実際、著書の最後のほうには、「私はアジアにおける日本の役割をもっとも高く評価しているアジア人の一人といってよいだろう。」と、記してあったことが印象に残りました。

この著書の冒頭では、アジアの人々が日本人についてどう考えているかを近代史を絡めて書いています。

内容的には、例えば、NHK番組「JAPANデビュー」への批判に代表されるような、最近の日本人の右翼的な世論に釘をさすようなものでした。

私流に言えば、台湾は厳密には親日国家ではありません。
なぜそう表現するかというと、ちゃんと理解しないで単純に言葉を額面どおり受け止めてしまうと、事実認識を間違えてしまう可能性があるからです。

例えば、実際、NHK番組「JAPANデビュー」では、”視聴者側の”事実誤認、歪曲、捏造疑惑が続出しました。

(この話の顛末(最新情報)を知らない人は、是非ともネット検索などを駆使して調べて、ヒントを得てください。)

こうなってしまった原因は、台湾のこと(感情の深いところ)をあまり知らずに、「台湾はこうだ」と単純に理解してしまったことに原因があるように感じています。

 あまりに単純に理解し、思い込み、それによって行動することは
 罪でもあります。
 実際、そのようなことが原因で、戦争などが起こるのだと思います。

台湾は、過去に日本として統治されていたのであり、そこにいた人は(一応)日本人だったのですから、台湾人の中には自分(の中の一部分)は「日本人なのだ」と考える人がいるということだと思っています。

台湾の中に日本人がいるわけですから、全体としては親日的に見えてしまうわけですが、、、

  「日本人自信が日本政府(自国の政府)に親しみを持っていても
   それを持って、親日的」というのは、そもそもおかしいのです。」

更に言うと、日本が台湾の経済発展の基礎を作ったのとは裏腹に、蒋介石が悪政を引いたために、「中国よりは比較にならないほど良かった」ということになっています。

だから比較すると日本の評価が高いわけですが、これは極論すると「小さな悪」と「極悪」を比較しているようなものであって、何を間違っても「台湾が日本に統治されて嬉しい、嬉しかった」ということではないことに注意すべきだと思います。

著書には、著者自ら生き証人として、日本の台湾の植民地支配としての実態を明らかにしています。

この台湾や他のアジア諸国の感情は、よくよくアジア人側にたって考えてみれば、比較的容易に分かるはずだと思います。

例えば、「日本に中国人がやってきて植民地支配する。」これは嬉しいことでしょうか?
多くの人が絶対に許せないと思うと思います。
では、仮にそこそこの善政を引いて、日本政府が出来なない景気対策をして生活が良くなったら?
それ自体は嬉しいとしても、統治自体が「嬉しい」ということとは違うと思います。

日本人は日本人の手によって統治したい、と考えるはずです。

日本人は、このようにアジア側から見たときの歴史認識のずれを勉強していないか、あるいはまだ気づいていないために、日本人は「アジアの蚊帳の外」だという批判をしているのだと私は受け取りました。

反日を国是とするような中国韓国などに対して反目するのはいささか仕方が無いにしても、親日的といわれる台湾人からすら学ぶことが出来ないとしたら、それはかなり残念な事だと思います。

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中国人はブランドにこだわらない、という日本人にとっての意外性

2009/08/04 15:25

 

中国にしばらくでも駐在したことある方なら、少なからぬ方はこう思うはずです。

 

 「中国人はなんてブランド好きなのだ!」と。

 

実は私も以前はそう思っていました。
 

大前研一氏は『KON273~大前研一ニュースの視点~』で

> 中国の国民性は極めて「ジェネリック(ブランドに囚われない)」
> であり、「プラグマティズム(実際主義)」だと私は感じます。

と述べました。

 

これは特に中国を知るものにとっては意外な発言に写ったことでしょう。しかし、私が観察する限り、この大前氏の考察は間違ってはいないだろうと考えています。

 

更に言うと、中国人を単純に「ブランド好き」と捕らえて、それを実際の企業活動に応用しようとすると、痛い目に合うこともあり得ると思います。

 

私自身、ある市場のマーケティングをしたときに、「中国人のブランド進行は凄いから、きっとノンブランド(2流、3ブランド含む)の会社は伸びないだろう」と考えましたが、(痛い目には遭いあせんでしたが)この読みは大いに外れることになりました。

 

確かに、一部のお金持ち、日系企業に勤める中国人サラリーマンあたりは、平均的日本人に比べると、お金遣いが荒い印象があります。

 

だから、そういう方達の一部には、日本ブランドが大好きだったり、高いものばかり買っている人もいます。しかし、たまたま日本人お目に映っただけのことかもしれないし、それ自身は中国人マーケットのごく一部を示しているに過ぎません。

 

経済を広く見渡してみると、実際には、ノンブランドメーカーが一流ブランドメーカーをしのぐ勢いで成長している場合も少なくないのが中国です。

 

「悪貨(ノンブランド)が良貨(一流ブランド)を駆逐する」という例えもありそうですすが、こと中国の場合、これは当てはまりません。

 

悪貨(ノンブランド)は、良貨を駆逐した後、以前の悪貨が標準貨幣としてどんどん伸びて言ってしまうのが中国です。

 

実例は限りなくあるはずですが、例えば私の聞いてい知っている話から抜粋すると、、、

 

 昔、ある村に日本資本のキャブレター工場が出来ました。
 するとその回りに、次々とニセモノのキャブレター工場が乱立しました。
 日本資本は経営が立ち行かなくなり、撤退しました。
 その後、その村はキャブレター村となり、大いに経済が活性化しました。

 

なんてことがアチコチで起こっています。
 

市場全体からすると、当時、中国人はブランドを求めてい無かったにもかかわらず、極論すると、そのことに日本人は気づかなかった。そういう悲劇が頻発しています。

 

予断ですが、最近では、そのノンブランドメーカーが上場して、アップアップとなった日本企業を狙えるところまで来ていると思います。

 

そういう事実を念頭に、こまめに中国人像を観察していると「先に価格アリ」「まあ使えれば良いや」というのが大多数だと考えられます。

 

私は中国人のノンブランド志向に3年ぐらい前に気づき、今回の起業にも生かす考えでいますが、今ある日系企業さんは、金融危機がきっかけとなり、この先もう少し厳しい状態を過ごすことになるでしょう。

日本企業は今、いやがうえにも「高くても品質がよければ良い」というブランド意識を捨てて、より中国のニーズに近づいた「日本品質、中国価格」を目指さずを得ない状況だと思います。

 

考えようによっては、これは円高ショック以来の、日本の危機状況かもしれません・・・

 

既に中国市場におけるスケールでは、現在、一部で中国ローカルに負けてしまった印象を持っています。

 

しかし、円高ショックのときが宗だったように、これを機会に日系企業・日本ブランドは更にたくましくなると思います。

というかこれ、半分、日本人としての希望的観測ですけど・・・

 

追記)
上記の解説は業界によって大きく変わり、例外もあるかと思いますが、どの業界もそのような傾向はあると思ってみています。

 

*****

KON273【中国の規模感に注目せよ!~課題は“世界で通用する”ブランドの育成】~大前研一ニュースの視点~

(以下、抜粋して掲載)


●ブランドを確立してこなかった中国企業

 

 米通信各社がまとめたところによると、上海と深センの証券市
 場を合わせた時価総額は約3兆2000億ドル(約300兆円)に
 達したことが分かりました。

 中国政府の大規模な景気対策で個人投資家らの資金が流入し、大型株の多い上海株が年初から約7割上昇したことなどが背景にあります。

 

 15日の取引時間中には、一時的に上海と深センの時価総額が東証のそれを上回ることもありました。こうした中国市場の盛況
 を受けて、中国企業が国内・国外においてどのような動きを見
 せていくのか?という点に注目が集まっています。

 

 中国企業の国外進出については、2009年7月27日号のNewsweek誌
 にある特集が組まれていました。

 要点を簡潔に述べると、

 中国企業が大きくなってもそれほど心配は要らない。なぜなら、
 中国には世界で通用している『ブランド』が殆どないからだ」と
 いうものです。

 

 この見解は正しいと私も思います。一部、IBMからPC事業を
 買収したレノボなどは中国国内で知られるようになってきてい
 ますが、どちらかと言えば例外的な印象を受けます。

 中国の国民性は極めて「ジェネリック(ブランドに囚われない)」
 であり、「プラグマティズム(実際主義)」だと私は感じます。

 

 例えばテレビなどの家電であれば、「綺麗に映って性能も良いな
 らブランドは何でも構わない」という風潮が強く、日本人のよ
 うに「SONYというブランドにこだわってテレビを選ぶ」とい
 う人は少ないでしょう。

 

 一方、日本企業は「SONY」「HONDA」「CANON」などを筆頭
 に企業規模が小さい頃から、ブランドを確立し、世界に通じる
 ものにするべく力を注いできたという歴史があります。

 ここが中国や台湾の企業と大きく異なっている点であり、日本
 企業の強みだと思います。

 

 音響機器ブランドの「SANSUI」「AKAI」「パイオニア」などは、
 会社経営として順調ではありませんでしたが、未だにそのブラ
 ンドは評価されています。

 

 ただ、私は同じことをすでに6、7年前にはBBTで指摘してい
 ましたから、Newsweek誌も随分と時代遅れな分析をするもの
 だと思ってしまいます。

 

 また中国の国内に目を向けたとき、巨大な時価総額を持つ中国企業が、中国に進出している台湾企業を飲み込んでいくのでは
 ないかという見方もあるようですが、私はまだそのような展開
 にはならないと思います。

 先ほども述べたように、中国国内においても確立された「ブラ
 ンド」は殆どないという状況だからです。さらに言えば、「流通」
 や「マーケティング」についても、中国企業はまだ発展途上の
 状態だと言えると思います。

 

 昨年まで中国には、安価な製品を国外に輸出するという意識し
 かありませんでした。

 ちょうど今年の1月頃からようやく国内市場の整備にも目が向
 き始めたという段階です。領域によっては台湾企業も強みを
 持っていますし、今後、中国企業がどのように成長戦略を描く
 かを注視したいと私は思います。

 

 ブランドを確立してこなかった中国企業のこれまでの選択が、
 今後の国外・国内市場に対してどのような影響を及ぼしていく
 のか、注目していきいと思っています。


                                                         以上

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中国携帯業界の元気な様子

2009/07/07 09:31

 

添付写真にあるような形の携帯は見たことがないですが、中国の携帯業界の活況を象徴するようです。

決して、「中国の携帯が早晩世界を席巻する」という意味では捉えていませんが、以前の日記でもお伝えしたように、中国7億人市場?や、更に下流の東南アジアやアフリカを見据えての、業界内、しかも中小企業?の元気な様子が十分につたわる記事だと思います。

2007年7月5日 産経新聞一面より

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シンガポール人の国際的な信用度

2009/07/06 15:44

 

最近はじめて知ったのですが、中国人から見たシンガポール人の印象が、あまり良くないみたいです。(ビジネスの上で)
ある中国人いわく、

「中国人は、(企業の)下の人はアレだけど、上の人は信用できる」

「アジアでは、シンガポール人が一番信用できない。香港人よりも。」

だそうです。そこで気になって、他の中国人や、中国にいる日本人にもいろいろ聴いてみたけど、一様に

シンガポール人には気をつけろ」
「契約書を丹念に見直せ」

と言うことを言います。

実は、私も思い当たる節がないわけでもないものだから、皆さん(主に日本人)からみたシンガポール人の印象って、どうですかね???
 

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NHK「JAPANデビュー アジアの一等国」、、、議論はもうここまで進んでいました!!

2009/07/03 13:57

 

表題の件について、この背反する二つのブログが面白くて、かなり嵌ってしまいました。
(私も少しコメしてきました。)

 ステージ風発(古森義久さん)
 
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/

 安禅不必須山水(ni0615さん)
 
http://ni0615.iza.ne.jp/blog/

お互い、相当細かく検証している模様で、一方はロビー活動も盛んです。
私としては、明らかにどちらか一方のブログが論理破綻している気がしたのですが、皆さんはどう感じますかね???

二つの主張を検証するのは、頭の体操にも良いかもしれません。(笑)

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既に中国のGDPが日本を抜いたって、本当ですか???

2009/06/27 15:38

 

そんな噂?を耳にしました。
私はてっきりまだ2~3年先の話かと思っていたのですが・・・

2008年GDPでは、(現在の為替換算で)日本が約4.9兆USドルで中国が約4.4兆USドル、その差は10%程度らしいです。2009年は日本は数パーセント落ち、中国は6-8%程度伸び、そして数パーセント元高に振れるわけですから、ん~~、マジ抜かれていそうです。

そもそも、実体経済は雰囲気的には中国はとっくに日本を抜いているように見えていましたし、私はそのことを公言してきました。

  「ところでさぁ、中国は既に日本のGDPを抜いているよ!」と。

実際、購買力平価換算では、既に中国は日本のはるか彼方に位置しているみたいですし、これは上海の町に住んでいるだけで雰囲気つかめます。

地下経済がかなり大きく、統計資料の1.5倍ぐらいはあるのではないかと感じるうえ、中国には発展した地方都市が山のように点在しており、出張とかしていると、目が回ってきます。

個人商店も脱税天国だと思いますし。(日本ですら未だにそうなのですが、日本の場合、個人商店は少ないので影響が小さいと思います。)
マンションの賃貸だって、個人間の取引だと税金の申告しませんからね。(これだけでも、どんだけあんのよと。)


中国経済はこれでますます自信を深めることでしょうね。
政治的には更に強気になることは目に見えています。

日本は、中国の政治的攻勢を真正面から受けないことでしょうね。
内心では「中国けしからん!」と思っても、うまく受け流す”やわらかさ”と身を取っていく”したたかさ”がこれから必要でしょう。

例えば、中国の台頭を考えるなら、北方領土返還を成功させてロシアと平和条約を結ぶことなどは、非常にプライオリティが高いでしょうね。

そういう綱渡りというか、大国のパワーバランスを利用しながら、日本は賢く生きていく必要があると思います。

でも、現時点の世論とか見ていると、日本人って、そういうの苦手そうですがね。。。(汗;)

中国の崩壊論とか、そういう妄想しているひとは、最近はさすがに減ったと思いますが、マジでこれ、頭を切り替えないとまずいと思います。

一国の繁栄がいつまでも続くことがないということは確かに歴史が証明しています。しかしですよ、歴史という長い時間軸で語るならば、中国はまだ繁栄の入り口に立ったばかりに見えるんですけどね!!!






・・・何を間違っても、国を挙げて、反中、侮中なんかに精を出している場合ではありません。

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話題のNHK番組「JAPANデビュー アジアの一等国」・・・そんなにおかしくないと思いましたけど??

2009/06/27 15:36

 

先日、やっと日本に帰ってきたので、満を期して?YOUTUBE(中国ではみれない)でみました。

 NHKの大罪【台湾】JAPANデビュー アジアの一等国【台湾
 http://www.youtube.com/watch?v=hVH5WaT2byU

上記アドレスは、全部で8つに分かれているうちの一つです。

引き続き、批判番組?としては、適当にチャンネル桜?の
 【NHK・JAPANデビュー】井上和彦・台湾取材12のポイント
 http://www.youtube.com/watch?v=jMY9XIhhe58&feature=fvst

を見ました。

まず、率直な私の感想としては、NHKらしい、面白い視点だなと思いました。中学校あたりの教科書では、台湾統治のことは殆ど述べられていませんからね。

映像やインタビューは歴史的価値のあるものだと思いましたし。
また、この番組は「アジアの一等国になるための台湾統治」という大きなテーマがあって、その流れで見れば、全体的には筋の通った構成になっていると思いました。

・・・でも、途中のインタビュー等が長すぎて、最初の趣旨がちょっと見えにくくなったと言うか、、、ちょっと偏向しているような気も、しないでもなかったですが。(笑)

だけど、ハッキリ言って、偏向オンリーで腐りきった民放よりは相当レベル高いでしょう!?

チャンネル桜の番組批判?は、こちらも偏向と言う意味では、どっこいどっこいですな。要するにこの番組も、先に批判ありで編集されているでしょう、明らかに、題名から。
またそもそも、NHKのふんどしで番組を作っているわけですから、分かりますね。少ない費用で、文句言ってるだけで、視聴率と話題性が高い番組が作れるということですね。やな奴らですね。12のポイントとか言いながら、途中から無関係な話に逸れていってるのがイタイ。

  因縁つけるチンピラみたいなことやってないで、
  ちゃんと自分で番組を作ったらどうよ、桜君!!!

それから、先にNHKでインタビューを受けた人がチャンネル桜で言っていること。NHK番組があれだけ話題になったのだから、あわてて釈明したのでしょうね。話題のための犠牲者と言うか、ちょっと可愛そうに感じました。

この番組、偏向との評判が高い割には、番組の最後のほうでは、台湾の方のインタビューは
「命をかけて国のために戦ったんだよ。それなのに・・・」
と意味ありげなフェードアウトで締めくくっていますよね。

この終わり方に番組制作者の意思がこめられているとしたら、何だったのでしょうかね。
私はすかさず「中国ひいき」「台湾断交」への無念を連想しましたけど。

だとしたら、この番組は、単なる反日促進番組?ではなかったことになると思います。むしろ今までのNHK的姿勢を暗に批判しているとも受け取りましたけど!

巷では、デモやら裁判やらと、大騒ぎしている人もいますが、ひとつの番組で、ここまで正反対な印象をもってしまうものなのでしょうかね。

 

 

 

 


・・・って、ここで終わったら、
 「日本の統治より、蒋介石のほうはよっぽど悪かったんだ!」
 「日本は台湾でよいことをしたのだ!」
 「インタビューの悪く言ったところばかりが切り取られていた!」
なんて言いたくなる人がいるんでしょうね。

  気持ちは理解しますが、そもそもテーマが全く違うんです。

  テーマは「JAPANデビュー アジアの一等国」なんですよ???

  蒋介石は、あまり関係ないですわね。

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